◎太極拳の歴史と種類
清末期、孫禄堂(1861-1932)が形意拳、八卦掌、太極拳を融合させて創出した太極拳。孫禄堂は幼少の頃より形意拳を学び、その数年後北京にて八卦掌を修得した。
50歳を過ぎてから武式太極拳を学び、晩年に孫式太極拳を結実させた。「活歩」と呼ばれる歩行法、「開合」と呼ばれる手の動作が特徴的。
満州族の全佑(1834-1902)とその子らによって編成された独特の姿勢と歩型をもつ太極拳。
清末期、全佑は楊露禅のもとで楊式太極拳・大架子を、楊露禅の次男楊班候のもとで小架子を学び、独特の斜形中正姿勢による太極拳を編み出した。
全佑の子呉jian泉(1870-1942)の代より、漢民族の姓「呉」を名乗るようになった。これにより、全佑から発した新たな太極拳の型は、「呉式」と呼ばれ広く伝播した。
| 太極拳各流派には、拳のほかに太極刀、太極剣、太極槍など、武器を使った套路もあります。 |
もとの呉式には発勁や跳躍動作などがあったが、徐々に削られ、より柔らかな動きへとまとめられていった。
Copyright (C) 2002 TOUSIN Ltd, All rights reserved
有限会社 東辰(とうしん)
「大架子」…伝統武術用語。姿勢がゆったりと大きく開き、運動の幅が広いものを指す。現代の中国語で「架子」は骨組みや台、棚を意味する。
「小架子」…伝統武術用語。姿勢が小さくまとまっており、運動の幅が狭いものを指す。