陳式太極拳老架を基礎として、楊露禅(1799-1872)、その子楊健候、その孫楊澄甫(1883-1936)らによって編み出された、柔らかさと弧形動作が特徴の太極拳。
陳式太極拳の中の跳躍や、発勁(はっけい)動作など難度の高い動作を除外し、年齢、性別、体力を問わず修得できる太極拳として広く普及した。
楊澄甫は、「太極拳は柔中寓剛(柔らかさの中に剛さがある)、棉里蔵針(真綿の中に針がある)の芸術である」と表現した。
武禹襄(1812-1880)が、楊露禅より陳式老架、趙堡鎮の陳青pingより陳式新架を学んだ後に編み出した、運動幅の小さな、柔らかい動きの太極拳。
武禹襄が自分の楽しみのために編成した太極拳といわれるだけあって、門下生は限られていた。甥の李経綸の技術が最っも粋を極めたと伝えられる。
老梅の枝にたとえられる小さな動きが特徴。推し出す手は足の先を越えないこと、引き寄せる手や腕は体に密着させないこと、などのきまりがある。
◎太極拳の歴史と種類
「趙堡鎮」…陳家溝(ちんかこう)に並び、古くより太極拳が盛んな場所。
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